Risako & The Familystone
■リサコ・ストーン(vo,key)
梨沙子&ザ・ファミリーストーンの中心的人物。1994年4月4日生まれ。
その天衣無縫なヴォーカル、パフォーマンス、言動でファンに絶大な人気を集める。ライブの
MCでセリフを噛むのが、ファンの間で「芸、伝統」として認められている希有な存在。仲間
のステージ衣装を間違って着てしまうなどおっちょこちょいな面と、そのヴォーカルの迫力の
ギャップはリサコ・ストーンの数え切れない魅力の内の一つ。メンバーの中でもっとも仲良し
なのはミヤビ・ストーン。ミヤビとは、「なかよしエンジェル※」というユニットも結成して
おり、大御所、コッド・ファーザー・オブ・ソウル、K太郎に禁煙を迫るなど大胆且つ精力的
に活動している。最近ではメンバーのシンシア・ラビちゃんソンの腕を掴みながら転び、巻き
込もうとするという奇行も度々目撃されているが、これはリサコのラビちゃんソンへの親愛の
情の現れであると筆者は考察する。また、プライベートでは呪術儀式「ゾンビごっこ」に傾倒
する謎の一面も。
※なかよしエンジェル
■ミヤビ・ストーン(p,key)
リサコ・ストーンが台詞を忘れたときには、すぐに顔を近づけてフォローしてあげるミヤビ・
ストーン。その顔の寄せ方と優しい声のかけ方は最高に萌え萌えだ、とファンの間で大評判。
今は無き伝説の番組「ハローキッズ」放映時から、その熱々ぶりはファンに知られている(横
濱カレーミュージアムや、八景島シーパラダイスの回が特にマストアイテムとして有名)。
また、ミヤビは熱烈なハムスター愛好家としても知られる。ラジオ番組「起立!礼!着席!」
でメンバーが犬派とハムスター派に別れ大論争になった時、聴き取り不可能なほどの異常な
早口でまくしたて、その迫力で全員をハムスター派に引き入れたのはファンの記憶に新しい。
ミヤビは早口になると、たちまち滑舌が悪くなるのだが、その瞬間に生まれるなんとも言え
ない萌えスウィートネスは、彼女にしか出せない大きな魅力の一つである。
■ラリー・シミハム(b)
梨沙子&ザ・ファミリーストーンの「キャプテン」であるシミハムは、メンバー1のしっかり者。
テニスという優雅な趣味を持ち、ダンスレッスンでの何気ない服装からもさりげない品の良さ、
育ちの良さを感じさせる。好きな食べ物について問われると必ず「ママの作ってくれたお味噌汁
さ」「ママの作ってくれたハンバーグは最高だぜ!」と答えるように、シミハムはどんな時も
家族を一番に愛する。同年代ばかりの梨沙子&ザ・ファミリーストーンの中でいつも「キャプテ
ン」として気丈に振る舞わなければいけないシミハム。その家族に甘える姿を想像すると頬が
ゆるむのは筆者だけではあるまい。また、シミハムの芯の通ったヴォーカルは、どんな曲もぐっ
と引き締める役割を果たす。発音の正確さもメンバー随一。まさに「ファミリー」にとってなく
てはならない存在だ。ちなみに身長は現在138cm(推定)。毎日、牛乳を何杯も飲んでいるらしい。
■オカール・ストーン(g)
頼んでもいないのにリサコのマネージャー兼世話係のごとく振る舞うオカール・ストーン。
伝説の番組「ハローキッズ」の観覧車に乗る場面で、高所におびえるリサコを追い打ちする
ように機体を揺らし、不敵に微笑むオカール、ゲーム「太鼓の達人」で対戦し、容赦なく
叩きのめした後に「リサコ弱い!」と得意げに吐き捨てるオカールの姿は多くのファンの
脳裏に焼き付いているだろう。しかし、意外な事にオカールとリサコは同い年。一見不可解
に見えるこのようなオカールのライバル意識は、実は当然のことだったのである。しかし、
オカールのライバル意識はリサコだけにはとどまらなかった。2002年、10月のある日、
ファミリーで仲良くオリジナルのケーキを調理している際、オカールは突然「ザクっと!」
と叫びメンバーのグレッグ・モモコのケーキをナイフで一刀両断(おまけにつまみ食い)して
しまったのだ!これが現在まで続くオカールとモモコの確執の原因となった「アイスケー
キ作り大会の悲劇」である。謎の多いメンバーだが、その爆発的ポテンシャルで今後ファミ
リーの台風の目となっていくことは間違いない。フェイバリット・ソングは、ジョン・デン
バーの「カントリー・ロード」。
■シンシア・ラビちゃんソン(tp)
本名、シンシア・マーサ・ラビちゃんソン。グループを後列からずっしりと支える屋台骨。
「何よりも大切なもの?ーよく食べ、よく寝ることさ」と本人が言うとおりにすくすくと
育ち(「肉まんを2個食べちゃった事件」も記憶に新しい)、今やファミリーの中で随一の
ビッグ・ボディを誇る(注:写真は3年前のもの)。身体だけでなく心も大きなラビちゃんソ
ンは、リサコを筆頭としてメンバーから母のように慕われているように見える。2003/
10/17の「ハローキッズ」お化け屋敷のアトラクションでは、「Fresh」からファミリー
に加入するアンディ・ニューマイマイ(当時2年生)を実の姉のごとくお化けから守ろうと
する姿を見る事ができるが、ラビちゃんソンの母性が非常に強く感じられ、且つマイマイ
にも萌え萌えな必見の一コマである。また、粘り気のあるヴォーカルは、常に曲にいい
アクセントを与える。
■ジェリー・マルチナコ(sax)
「ファミリーで一番元気なのは誰だい?」と聞けば口を揃えてマルチナコの名前が挙がる。
太陽そのもののように光り輝くチナコ・スマイルは一度見たら誰もが忘れられないに違いない。
チナコ・スマイル、アニメキャラのような高音ヴォイス、見とれてしまうほど細くて長い、長
い手足。そのユニークでキュートなルックスに負けず、チナコの内面は燃えるように激しく自
己を主張する。「キャプテン」ラリー・シミハムが頭を悩ませる程、グレッグ・モモコ以外は
全く口を挟めない程のお喋り。ファミリー内で流行っているゲームも自分がつまらないと感じ
れば、頑としてプレイ拒否。「世界が「おうどん」と呼ぼうが、私にとっては「おーどん」だ」
「恋愛?…全く興味が無いね!」ジェリー・マルチナコと言う人間を思い出す時、そのような
激しい主張の一つ一つを思い出さずにはいられない。伝説のシークレットライブ、「こどもの
くに」でのラビちゃんソンとの激しいセッションは、チナコの死ぬほど負けず嫌いな性格を
ファンに初めてさらけ出した記念すべき瞬間であった。この負けず嫌いの性格は、後によみう
りランドにおいて「屈辱のダジャレ百連発事件」として、多くのファンに知られることとなる。
■グレッグ・モモコ(dr)
「ファミリー」の中で最も野心を感じさせるメンバー。いや、野心の塊。それがグレッグ・モモ
コである。最後列から、いかなる状況においても常にカメラ目線を送る事のできるドラマー。
そんなドラマーがモモコを置いて世界のどこにいるだろう?好きな食べ物はウニ、カンパチ、
かにみそと言う親日家でもあるモモコだが、その「食」においての貪欲さは、その野心と同じく
他メンバーを寄せ付けない迫力を持っている。ラジオ番組「起立!礼!着席!」で、自分のメロ
ンパンにリサコが鼻をつけてしまったことを電撃的に暴露。怒りのあまり、思わずリサコに放送
禁止用語を口走ってしまう「メロンパン事件」。ファミリーと焼き肉や寿司を賭けた神経衰弱で、
神懸かりの集中力を発揮したのかはたまたイカサマなのか、美味しいものを殆ど全てかっさらっ
てしまった「総取り事件」(他のメンバーが食べたのはおにぎり等)など、衝撃的なエピソードは
尽きない。また、ファミリーの初主演映画となった「クローバーズの大冒険」では本番中にどさ
くさに紛れ「リーダーは私だ」と本音を漏らし、大喧嘩になったことも(後、オカールが仲裁)。
こう書くととんでもないトラブルメーカーのように見えるモモコだが、ファンへのサービス意識
はファミリーで一番に高く、握手会の後は「モモコのことしか憶えていない」というファンが毎
回続出するほどだ。